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負の要因は、とりあえず2つばかり思いつきます。どちらも相通じるところはありますが、まずは学費の問題です。学費の自己負担分が高い、奨学金制度はあってもほとんどが貸与で返済の義務がある(もし返済が滞れば信用情報機関に通報され、金融機関のブラックリストに載せられてしまう)、そもそも奨学金の規模が小さく、学費は賄えても生活費を別途、捻出する必要に迫られる等々、よほどお金のある人、身内の支援を受けられる人ではないと勉強を続けにくい環境が整備されているわけです(海外ではこの辺がクリアされているケースも多々ありますので、そこへの「流出」も必然でしょう)。こうなると大学で研究に専念するよりも、速やかに学位を取得して職に就く――そんな方向にシフトせざるを得ません。しかるに椅子が足りないわけですから、ポスドクは増加するばかりです。

 もう一つは、学問の軽視、アカデミックな世界への蔑視ですね。これがために、企業への就職もまた阻まれがちです。「いつまでも学生気分でいられたら困る」と、働いている人であれば誰しも言われたことがあると思います。「社会人」の世界と「学生」の世界は相容れないものとして扱われるばかりか、「学生」的なるものは「卒業すべきもの」として扱われる、すなわち否定の対象として扱われるわけです。大学卒業を要求されることはあっても、大学で学んだものを求められることは少ない、それ以上に大学で学んだものを「捨て去る」ことを求められることの方が多いのでは?

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アカデミズムが認められない社会ですから - 非国民通信 (via pdl2h) (via saitamanodoruji) (via petapeta) (via kml)

こないだ別の会社に転職した友達がいるんだけど「次の会社は職場にPh. Dがいて一緒に働くんだ。Exciting だよ」と言ってた。米国の Ph. D はそういう立場。

(via yoosee)

2009-06-04

(via quote-over100notes-jp) (via mcsgsym)